ニッケ ”声”を明日につなげる

2009年度ニッケグループ入社式 社長訓示

2009年4月2日

グループ社員に期待される4つの人材ビジョン

平成21年4月1日
ニッケグループ代表
取締役社長 降井利光

平成21年度ニッケグループ入社式 社長訓示

新入社員の皆さん、ニッケグループへようこそ、入社おめでとうございます。昨年の内定者の集いでお会いして以来、無事皆さん全員揃って今日を迎えられ大変うれしく思います。どうか、人生の大きな出会いと節目のこの日を大切にしてください。また、社会人としての第一歩である入社式の今の気持ちを忘れないでください。

 

さて、現在は昨年秋に急に表面化した世界同時不況、急激な景気の落込み、株式・為替相場の混乱が実体経済に波及し、まったく回復の兆しが見えない状況です。深い海の底に落ち込んだか長いトンネルの中で光がまったく見えない状況にあります。しかし、こういう時は平時と違う感覚が働き、人間や社会を磨いてくれるものであります。厳しい場面から社会人としてスタートする皆さんは見方によればラッキーかもしれません。

 

暗いトンネルを進むには先を照らすヘッドライトが必要です。幸い我々ニッケグループには昨年12月からスタートしたニッケグループ中長期ビジョン「NN120ビジョン」があります。「人と地球にやさしく、あったかい企業グループとして、情熱と誇りをもってチャレンジしてゆく」という経営理念、そして経営方針を掲げて今まで以上にニッケグループということを意識した事業展開を進めていきます。今迄は日本毛織という繊維会社を母体としていたことから、グループ会社も含め、大きな事業区分を「繊維」「非繊維」というくくりで分けていました。しかし、NN120ビジョンではその区分を廃し、グループの事業を経営の基本戦略が共通する単位で6つの事業領域に区分しています。そして、グループ会社もそれぞれの事業部に属し、全ての事業が等しく成長の可能性を持つものと認識し、共に切磋琢磨し、ニッケグループとして飛躍発展を目指すことにしています。

 

皆さんは、このような環境下、このビジョンのもとで、何を求められているでしょうか。NN120ビジョンではグループ社員の成長がグループ全体の総合力向上に結びつくよう「人が育つ企業」としての体制作りを進めてゆくことを表明しています。そして、グループ社員に期待される次の4つの人材ビジョンを掲げています。

・一つ目に「チャレンジ精神を持ち続ける人材であること」です。
経営理念にも掲げていますが、チャレンジすること、その気持ちを持ち続けることが大事です。この先、色々な苦難に立ち向かうことがあります。失敗して落ち込むこともあります。しかし、その時こそ気持ちを切り替え、自ら何ができるかを考え、立ち向かってください。会社は結果だけでなく、その立ち向かう過程-プロセスも重要視しています。

 

・二つ目に「高い認識力を持つ人材であること」です。
視野を広く持ち、何事にも柔軟な発想と理解を示してください。自らの果たすべき役割の明確な認識の下、当事者意識を失うことなく仕事に取り組むことを求めています。

 

・三つ目に「倫理観に富む人材であること」です。

これからコンプライアンス・法令遵守等と言う言葉を頻繁に耳にするようになります。社会には、色々なルールがありそのルールを破ると会社の存亡にかかわるということもあります。社会人としての自覚を持ち、責任ある行動をとってください。

 

・四つ目は「真面目で誠実である人材であること」です。
これは、伝統的に培われてきたニッケの風土です。皆さんもニッケグループ社員として真面目に誠実に人と接して下さい。

 

以上、これから仕事を進めてゆく中で迷ったときや壁に当たった時、この求められる4つの人材ビジョンを反芻し、「社員の使命は仕事を通じて自ら学び自ら成長すること」にあることを確認してください。会社は、成長しようと努力する社員を全面的に支援します。

 

最後に、常に小さな目標を設定し、人より少し勉強をして、毎日の仕事に取り組んでください。いつか、成長の実感を味わうことができるようになります。健闘を祈ります。

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