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芝田 靖子

PROFILE 芝田 靖子 PROFILE 芝田 靖子

サーティワンやTSUTAYAなど、フランチャイズの運営を手掛けた後に、新規事業であるメディカル領域へ。ニッケの中でも異色のキャリアを歩んでいる。知らない世界にチャレンジすることを好み、それによって多様な能力を身につけ成長していくタイプ。

LIFE & CAREER 01

3年後に辞めるつもりで入社!? 3年後に辞めるつもりで入社!?

高校時代にオーストラリアへの短期留学を経験。日本とは違って人目を気にすることなく生きていける自由さに惹かれました。その後、大学でも1年間休学をしてオーストラリアへ留学。すっかり虜になってしまい、将来的にはここに住もう!と強く決意をしました。しかし、今後のキャリアのことを考えると、一度は日本で就職しておいた方が良いと考え、就活を開始。とりあえず3年間だけ働くと決め、就職先を探しました。そんな軽い気持ちで就活に臨んだこともあり、こだわりはゼロ。やりたいことも特になかったので、オーストラリアと関係がある※ことと、人の印象がいいという2点を軸に企業を絞り込んでいきました。そして最終的に行き着いたのがニッケでした。
※ニッケではオーストラリア産の原毛を多く使用しています。

LIFE & CAREER 01

LIFE & CAREER 02

流れに身を任せているうちに事業の中核へ。 流れに身を任せているうちに事業の中核へ。

最初の配属先は、グッドライフ事業本部コミュニティサービス事業グループ(※現:人とみらい開発事業本部 通信・新規サービス部)。ニッケアウデオSAD株式会社に駐在し、サーティワンの運営に携わることとなりました。新卒社員がそこへ配属されるのは初めてのこと。当時はまだサーティワンを2店舗運営しているだけの会社だったため、配属も私一人。でも、やりたいことがあったわけでもないので、不安はありませんでした。逆に店舗数を拡大しようとしている時期で、早い段階でいろんな経験を積めることに大きな魅力を感じました。実際、配属になってしばらくした頃からプレイングマネージャーとして店長やスーパーバイザーを担うように。さらにはニッケアウデオSADの社員採用にも関わるようになり、彼らの上司としてマネジメントまで任されるようになりました。事業の急拡大と共に自分の立場もどんどん上に。その結果、責任感や仲間意識が芽生え始め、気付いたときにはリミットの3年をすっかり過ぎてしまっていました。

LIFE & CAREER 02

LIFE & CAREER 03

180度違う世界へ。 180度違う世界へ。

ニッケアウデオSADから経営戦略センター事業開発室へ異動になったのは、入社9年目のこと。それまではサーティワンやTSUTAYAなど、フランチャイズの運営一筋。今後のキャリアのためにも、そろそろ外の世界へ出た方がいいと思っていた矢先のことでした。M&A案件などを扱う経営戦略センターはニッケの事業全体を見ることができる場所です。本社のことも、グループのことも、何も知らずに育ってきた私にとっては絶好のチャンス。さまざまな事業部やグループ会社と関わる中で、自分のやりたいことを見つめ直しました。そうしてわかったのが、各事業を統括する本社よりも、やっぱり現場が好きだということ。お客様の声をダイレクトに聞ける現場の最前線で働きたいと思うようになりました。そして、次に配属になったのがニッケ・メディカルです。「医療用資材の営業!?」これまでとは世界が180度違うので、ただただ驚きました。同時に自分にできるわけがないとも思いました。一方で、そこは自分が希望する現場の最前線で活躍できるポジションです。さらに好奇心が強く、いろんなことを経験してみたいタイプなので、心のどこかでワクワクする自分がいたのも事実です。

LIFE & CAREER 03

LIFE & CAREER 04

知らない世界に挑みたい。 知らない世界に挑みたい。

現在はニッケ・メディカルと京都医療設計の2社を兼務。細胞培養用基材Genocel(ジェノセル)や医療機器の営業を担っています。ニッケ・メディカルの主力商品であるGenocelは、ニッケが持つ繊維加工の要素技術を応用して生まれた細胞培養足場材です。再生医療をはじめとする先進的なバイオ研究の現場では細胞を立体的に培養したいというニーズがあり、それを可能にするGenocelに注目が集まっています。ニッケとしても注力事業のひとつとして拡販に取り組んでいますが、高価なことや、認知度が低いこともあり、期待を超えるような成果にはまだ繋がっていません。また、営業を一手に担う私の知識・スキル不足もその要因のひとつであり、力不足を痛感しています。事業を軌道に乗せるには、私が勉強するしかない。社内の研修制度であるビジネスリーダー育成プログラムに参加するなどして、自身の能力を高める努力も積極的に行いました。フランチャイズの運営から医療機器の営業へ。学生の頃、日本からオーストラリアに出たときと同じように外の世界へ出たことで、視野が一気に広がりました。まずはこの事業を軌道に乗せ、将来的にはさらに外の世界にもチャレンジしてみたいと考えています。

LIFE & CAREER 04