ニッケグループは、2001年度からスタートした「ニッケグループ中期経営計画」において“衣生活、住環境からレジャー・スポーツに亘る広い分野で、「健康」「快適」「安全」を提供する 「生活創造企業グループ」を目指す” という経営理念を掲げ、その後現在に至るまで、同じ理念を踏襲しながら企業価値の向上に取り組んで参りました。
この間、グループを挙げての継続的な努力により業績は順調に推移し、連結売上高は1,000億円を超え、収益構造も徐々に固まり、連結純利益50億円が視野に入ってきました。
一方、社会的な変革は大きなうねりを伴いながらその速度を速めており、ニッケグループを取り巻く経営環境はますます不確実なものとなってきています。また、ニッケグループは、過去10年間の成長路線の結果、事業内容が多角化し、グループ会社も50余社となり、その業容と規模が大きく広がりました。
急速な外部環境の変化に機敏に対応しながら持続的な成長を遂げ、更に飛躍して行くためには、新たな視点での経営理念と経営方針に基づき、グループ企業がより一層結束した強固な経営基盤を構築することが不可欠となっています。
ニッケは2016年(平成28年)に創立120周年を迎えます。この節目に向かって、更にはその先を目指して行くための羅針盤として、この度「ニッケグループ中長期ビジョン(NN120ビジョン)」を策定し、ニッケグループの目指す方向性とあるべき企業像を明確化することと致しました。


- 起業の原点であるウールの持つ「やさしく、あったかい」をニッケグループの企業イメージとして捉え、人々にものと心の豊かさを提供し、地球環境と調和することを経営理念と致します。
- 「繊維」「非繊維」の意識を撤廃し、ニッケグループを共通の経営理念・経営方針で統一された事業複合体と考え、さまざまな分野でお客様に満足頂ける商品やサービスを提供して参ります。
- 経営理念に裏打ちされた事業の成長を通じて、企業価値を持続的に高めて参ります。このために、グループ社員の一人ひとりが主役となって、情熱と誇りを持ち、夢を実現できる企業風土を具現化して行きます。
繊維本業の会社から事業複合体への変革を進めるなかで、守るべき歴史を忘れないように「日本毛織」の正式名称は残しました。平成20年7月1日に採用された通称社名「ニッケ(NIKKE)」は、事業複合体として変革の中で遠心力と求心力を失わないように、ニッケグループ全体のシンボルイメージを統一する重要な役割を担っています。
- 各事業毎にニッケグループの経営理念・経営方針に則った基本戦略を策定し、リスクを恐れず、既存事業の不断の改革と新規事業の開拓に挑戦します。
- グループ社員の成長がグループ全体の総合力の向上に結びつくよう、「人が育つ企業」としての体制づくりを進めて行きます。
- 財産である110余年の製造技術の蓄積を活かした「技術のニッケ」としてのもの作りにこだわって行きます。また、長期的な視点に立って基礎研究を重視し、新素材と新技術の創出により、「技術革新をリードする企業グループ」を目指します。このために「ニッケ研究開発センター(仮称)」を新設致します。
- 「ニッケ」ブランドが「好感と信頼」のシンボルとして広く認知して頂けるよう、「企業市民」としての社会的責任と社会貢献を果たす企業として、真摯な企業活動を続けて参ります。
- 繊維本業の会社から事業複合体への変革を進める中で、守るべき歴史を忘れないように「日本毛織」の正式名称は残し、変革の中での遠心力と求心力を失わないようにグループ全体のシンボルとして、通称社名を「ニッケ(NIKKE)」と致します。
ニッケグループ代表
代表取締役社長
佐藤 光由(サトウ ミツヨシ )






