責任ある企業行動実施宣言
ニッケグループ CSR 調達ガイドライン
ニッケグループは、「人と地球に「やさしく、あったかい」企業グループとして情熱と誇りを持ってチャレンジして行きます」を経営理念とし、グループの各企業が、「みらい生活創造企業」にふさわしい魅力的な事業の創造にチャレンジしています。
ニッケグループは、企業が持続的に成長・発展するためには、顧客、取引先、従業員、社会、株主などのステークホルダーからの信頼を得ることが不可欠であり、その信頼の基盤は、ステークホルダーに対して「誠実な経営」であることと、法令遵守レベルを超えて「倫理的に行動する」ことであると考えています。
このような取り組みは、ニッケグループの努力だけで完結するものではなく、サプライヤーの皆様のご理解・ご協力が不可欠と考え、本CSR調達ガイドラインを策定致しました。サプライヤーの皆様には、本CSR調達ガイドラインをご理解いただき、取り組みへのご協力をお願いたします。
法令及び本規範の遵守
- サプライヤーは、あらゆる適用法令、規制、要件を遵守する。また、法令等及び本規範を遵守するための仕組みを構築する。
人権尊重
- 児童労働の禁止
サプライヤーは、15歳もしくは各国・地域での義務教育終了年齢、または各国・地域の雇用最低年齢のうちいずれか最も高い年齢に満たない者の労働は用いない。また、18歳未満の若年労働者に対し、健康や安全が損なわれる可能性のある危険業務に従事させない。 - 強制労働の禁止
サプライヤーは、不当な身体的・精神的拘束による等、労働者の自由意思に反する労働力を用いない。 - 組合と団体交渉の自由
サプライヤーは、組合結成の自由と団体交渉権を含む従業員の権利を尊重すること。 - 差別・ハラスメントの禁止
サプライヤーは、基本的人権を尊重し、いかなる場面においても、人種、性別、国籍、信条、宗教、肌の色、身体的特徴、障がいの有無などに基づく差別的な取り扱いや、各種ハラスメントを行わない。
雇用・労働
- 適切な賃金の供給
サプライヤーは、従業員に対し、各国・地域の法令が定める最低賃金以上の適切な賃金を保障すること。 - 適切な労働時間管理
サプライヤーは、各国・地域の法令に従い労働時間を適切に管理し、過度な労働時間については削減に取り組むこと。 - 労働環境の安全衛生の確保
労働安全衛生に関する各国・地域の法令を遵守するとともに、安全で快適な労働環境の確保に努めること。
環境
- 汚染の防止
サプライヤーは、各国・地域の環境関連法令・規則に従った事業活動を行い、環境汚染の原因となる有害物質の排出を抑制すること。 - 持続可能な資源の使用
サプライヤーは、資源、エネルギーを有効活用するとともに、循環型社会の構築を目指して取り組むこと。
品質・安全
- サプライヤーは、各国・地域の法令、社内外の諸規程、品質規格を遵守し品質管理を徹底すること。
公正な事業活動
- 賄賂及び不正な取引の禁止
サプライヤーは、業務への見返りを目的とした金品・サービスの授受等の違法・不当な行為を行ったり、行わせないこと。 - 公正な競争の確保
サプライヤーは、事業活動を行う各国・地域において適用される公正かつ自由な競争・取引に関する法令や規則を遵守し、自由競争を制限する行為(私的独占、カルテル、不公正な取引)をせず、公正で自由な事業活動を行うこと。 - 知的財産権の尊重
サプライヤーは、自社及び第三者の知的財産権(特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権、営業秘密等)を尊重すること。
情報管理
- サプライヤーは、取引先や自社従業員の個人情報および取引先、第三者の機密情報は、各国・地域の法令を遵守し、厳重に管理・保護し、適切な範囲で利用すること。
コミュニティへの貢献
- サプライヤーは、地域社会等との協調に努め、地域社会等の発展に貢献できる活動に積極的に取り組むこと。
2024年3月25日制定
日本毛織株式会社
代表取締役社長 長岡 豊